持続可能型社会の実現を国策として進めている、環境大国スウェーデンの実例を紹介しましょう。市内バスは化石燃料(ガソリン)を使っていません。肥料をリサイクルした燃料で走るバイオマスバスやハイブリッドバス、水素バスなどがすでに一般に利用されているのです。さらに市民が環境に配慮した自家用車を購入すれば、なんと駐車場は無料になるという制度が施行されています。
またスウェーデンの住宅は、冷暖房費を節約できるよう設計されています。寒い冬に見舞われるにもかかわらず、石油や灯油がなくても暮らせる住宅を建設することで国民が化石燃料を使わない「節約ライフ」を実践できるようにしたのです。
スウェーデン住宅の特長は、樹齢の高い北欧材を使い、木製サッシの3層ガラス窓や、壁、床、天井の内部に高品質の断熱材などを使用していることです。最小限の光熱費で快適に過ごせるよう断熱・気密設計されているから、暖房費が安くてすむというわけです。「経済的な家」というコンセプトは、近年日本の住宅会社も採用しています。これから自宅を購入しようと考えている人に大いに参考になるでしょう。
